払う？払わない？チップのちんぷんかんぷん

欧米に旅行に行って戸惑うのは、ホテルやレストランでの、チップの支払いです。旅慣れた人はサービス料との認識で支払いできますが、そうで無い方は状況よって「要る？不要？」や、相場等で考え込んでしまう場合がしばしばです。


欧米では「サービスに対する料金」との認識で一般的ですが、私達日本人には馴染みがありません。旅行先でトラブルになる事もしばしばです。このチップ制に対して変化が起こっており、アメリカのカフェレストラン「カフェ・ギラード」では、レシートにチップの価格が含まれている「チップ不要のレストラン」です。


元々は安い賃金のサービス業従事者の生活を支える為の善意の行為ですが、このレストランのウェイターにはペンシルベニア州の最低賃金の４倍もの給料が支払われており、福利厚生も充実しているそうです。
この動きが全米中に広がれば、私達旅行者も色々悩まなくて済みそうですね。